太陽光とキュービクル

2012年7月の固定価格買取制度(FIT)施行により、家庭用、産業用ともに太陽光発電設備の設置をお考えの方も多いのではないでしょうか。設備容量が50キロワット以上の太陽光発電は「高圧連系」に分類され、キュービクルが必要となります。

高圧連系にはキュービクルが必要

電力会社との太陽光発電の系統連系区分は以下の3つに分類されます。

連系区分 低圧連系 高圧連系 特別高圧連系
設備容量 ~50キロワット未満 50キロワット~2メガワット未満 2メガワット以上
電圧 100/200ボルトなど 6,600ボルトなど 33,000ボルトなど
受電設備 柱上変圧器で降圧して配電 配電用変電所から柱上変圧器まで6,600ボルトで配電 2次変電所から送電線経由で33,000・66,000ボルトで配電

「高圧連系」では、配電用変電所から柱上変圧器まで6,600ボルトで配電され、キュービクルを通して、100ボルト、または200ボルトに変圧されます。

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連系区分の決定基準

連系区分は原則、パワーコンディショナーとパネルのどちらか、容量が小さい方を基準に決まります。パワーコンディショナーとは、ソーラーパネルから流れる「直流」の電気を、通常利用が可能となる「交流」に変換する機器のことで、パワーコンディショナーの出力容量が50キロワット以上になるとキュービクルの設置が必要となってきます。以下3つのモデルケースをご紹介します。

ここで注意したいのが、太陽光パネルの出力容量が60キロワットで、50キロワットを超えていても、パワーコンディショナーの出力容量が49.5キロワットの場合、「低圧連系」に分類されるということです。これは、太陽光パネルの出力とパワーコンディショナーの出力のどちらか小さい方が基準となるためです。

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高圧の太陽光には専用のキュービクルが必要

全量買取の場合、通常のキュービクルは6,600ボルトを、100ボルトまたは200ボルトに変圧しますが、太陽光発電所に設置するキュービクルは、太陽光パネルで発電した100ボルトまたは200ボルトの電気を6,600ボルトに変圧するため、ビルや小規模工場などに設置されている既存のキュービクルは使用できません。弊社では、高圧連係に対応したキュービクルの販売も行っております。

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