主な電気事故の原因
1年間の電気事故件数は479件!
経済産業省の資料「電気保安の現状について(令和5年度電気保安統計の概要)」によると、キュービクルをはじめ太陽光発電所・風力発電所など自家用電気工作物に関わる年間の電気事故報告件数は479件(2023年)にのぼります。なかでも、キュービクルや事業場内の電気機器類など需要設備に関わる事故件数は250件。このうち206件が事故の影響により周辺で停電が発生した波及事故となっています。
需要設備の事故件数(2023年)
波及事故原因の最多は保守不備
需要設備における波及事故の原因の61.7%が「保守不備(保守不完全・自然劣化)」によるものです。高圧電気設備の機器にはそれぞれ製造経過更新推奨年数があり、安全に使用いただくためには劣化した電気設備の更新が必要です。電気設備は人間の健康診断と同様に定期的な点検が大切なのです。
需要設備における波及事故の原因
(自然劣化)
(保守不完全)
火災・公衆の故意)
(製作不完全)
61.7%にのぼる
※2016年の集計より波及事故のうち、原因が自然現象であるものは集計の対象外となっています。
故意・過失(掘削工事・火災)にも注意
保守不備に続く事故原因は「故意・過失(作業者の過失)」であり、保守不備とあわせると全体の約8割を占めます。事業場内の埋設した高圧ケーブル(地中電線路)に気づかず、ショベルカーなどで掘削し、高圧ケーブルを負傷させると付近一帯を停電させる波及事故につながる場合があります。工事計画の段階で電気主任技術者へご相談ください。
鳥獣接触
鳥獣などの接触による事故も見受けられます。高圧受変電設備内に鳥をはじめ、ねずみや蛇などの小動物が侵入し、高圧機器の充電部に触れると、短絡や地絡による停電事故が発生する恐れがあります。
鳥獣接触による被害を未然に防ぐためには、下記の対策が有効です。
-
[対策]
- ・配管の隙間部分は充填剤などで塞ぐ
- ・電気設備の基礎や隙間は侵入防止用の網を設置
- ・変圧器やコンデンサなどの充電部は保護カバーを設置
- ・断路器、高圧交流負荷開閉器に絶縁バリアを設置
※作業にあたっては自己判断で対応せず、電気主任技術者へご相談ください。
太陽電池発電設備の社会的影響事故の件数が増加
太陽電池発電設備においては「死傷事故」「電気火災事故」「電気工作物の破損などによる物損事故」「社会的影響事故」の合計件数が増加傾向にあります。設備破損や保守不備のほかにも自然災害(地震・風雨など)を原因とする事故が多く見られます。地震には、架台の補強工事や基礎の強化(補強)、ボルトの増し締め・緩み止め対策などを備えることによって、被害を小さく抑えることができます。また定期的な保守点検で安全性のチェックを行い、異常の有無を早期に発見することが重要です。
太陽電池発電設備における自然災害事故の内訳
雪崩
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