主な電気事故

保守不備

保守不備電気設備は人間の健康診断と同様に定期的な点検が必要です。
高圧電気設備の機器にはそれぞれ製造経過更新推奨年数があり、電気設備を安全に使用していただくために、劣化した電気設備は更新しましょう。
事業場内の配線、ブレーカーの増設など電気工事は、電気主任技術者の安全管理のもとに実施しなければならないケースが多く、素人による工事は非常に危険です。計画の段階でご相談ください。

自然現象(雷・台風)

自然現象(雷・台風) 事故原因の約半数は落雷です。建物を落雷から守る避雷針だけでは、電子機器を落雷の災害から守るには不十分です。GR付きPAS(地絡保護断電器付き高圧気中負荷開閉器)を設置する際に避雷器内蔵タイプを選択するなどによって被害を小さくすることができます。
また、台風や強風、雪によりキュービクルの扉が開いてしまうなど、設備内へ雨水の侵入による電気事故が多く発生します。必要に応じて設備扉の固定、通気口の目張りなどが必要です。

故意・過失(掘削工事・火災)

故意・過失(掘削工事・火災)事業場内の埋設した高圧ケーブル(地中電線路)に気づかずショベルカーなどで掘削し、高圧ケーブルを負傷させると付近一帯を停電させる波及事故につながる場合があります。 工事計画の時点で電気主任技術者へご相談ください。


鳥獣接触

高圧受変電設備内にねずみや蛇などの小動物が侵入し、高圧機器の充電部に触れると、短絡や地絡による停電事故が発生する恐れがあります。


    [対策]
  • ・配管の隙間部分は充填剤などで塞ぐ
  • ・電気設備の基礎や隙間は侵入防止用の網を設置
  • ・変圧器やコンデンサなどの充電部は保護カバーを設置
  • ・断路器、高圧交流負荷開閉器に絶縁バリアを設置

漏電

漏電は、電線や電気機器内部で故障や欠陥、湿気や水気による絶縁不良が原因で、感電事故や火災を引き起こします。キュービクルを備えるような高圧で電気を使う事業所では漏電が大きな事故につながるため、資格者による点検が義務付けられています。


[漏電による感電・火災事故を防ぐには]
電気機器と地中に埋めたアース極をアース線で結ぶ接地工事が有効です。

アースは漏れた電流を、アース線を通じて地中へ流す仕組みです。 電気機器にアース接地を施しておくとことで、漏電が発生した際、漏れた電流の大部分はアース線を通って大地(地面)へ流れます。

そのため、万一、漏電している機器に人体が触れても感電のショックを小さくできるのです。
 
※湿気の多い場所や水気のある場所で使用する電気機器や電圧の高い器具はアースを取り付ける必要があります。また、アース工事は資格者が行う必要があります。詳細は当社へお問い合わせください。

[漏電遮断器(漏電ブレーカー)]
漏電遮断器は、電気機器の電源回路に取り付けておくことで、電線や電気機器から漏電が発生した場合、瞬時に電気を自動遮断します。アースと組み合わせることで、漏電による感電事故や火災を防ぐ効果が高まります。

感電

手が濡れている、汗をかいている状態で電気機器を操作するのは危険です。電気抵抗が小さくなり電流が通りやすく、漏電によって感電する場合があります。

    [対策]
  • ・事業場で使用中の電気機器には大抵の場合、アース線が取り付けられています。
  • ・日頃からアース線がしっかりと地面へ向けて設置させているか確認しましょう。

【ショックは電流の大きさに比例します!】 ショックは電流の大きさに比例します

クレーン作業などで高圧電線(架空電路)への接触には十分注意が必要です。感電事故や地域一帯の停電事故につながります。事業場内で電気工事を実施する際は、電気管理技術者へご相談ください。


【お願い】
停電を含む事故が発生した際は、お客さまのご契約番号、発生時刻、停電範囲など状況を具体的にお伝えいただけますようお願いいたします。また、事故は発生した場合に所轄の産業保安監督部への報告義務があります。

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