点検メニュー

外部委託保安管理業務

自家用電気工作物を設置する場合は、電気事業法に基づき、電気主任技術者を選任する必要があります。ただし、6,600Vの高圧設備および2,000kW未満の発電所(水力発電所、火力発電所、太陽電池発電所、および風力発電所に限る)に関しては、電気保安法人である当社と保安管理業務の委託契約を締結いただくことで、保安管理を外部委託することが認められています。

保安管理メニュー

  • <月次点検>
  • ・受電設備目視点検
  • ・受・配電盤目視点検
  • ・構造物(電気設備の建物、室、キュービクルの金属外箱)外観点検
  • ・配電・負荷設備目視点検
  • ・非常用予備発電装置の起動・停止
  • ・変圧器負荷側接地線の漏れ電流測定
  • ・主装置ES SYSTEMの目視点検
  • ・蓄電池各種測定 など
  • <年次点検(停電点検)>
  • ・絶縁抵抗測定
  • ・接地抵抗測定
  • ・継電器と遮断器の連動試験
  • ・変圧器、遮断器などの内部点検
  • ・絶縁油試験
  • ・蓄電池各種測定
  • ・主装置ES SYSTEMの総合動作試験
  • ・停電時の非常用予備発電装置の起動・停止 など

試験・技術業務(スポット)

高圧・特別高圧受変電設備の精密点検

保安規程で定められている精密点検(施設を停電して実施する点検)を電気管理技術者が実施します。

  • <主な点検項目>
  • ・絶縁抵抗測定
  • ・接地抵抗測定
  • ・各種継電器の特性試験
  • ・各機器の点検
  • ・変圧器の内部点検
  • ・絶縁油の耐力試験
  • ・蓄電池各種測定 など

高圧・特別高圧受変電設備の竣工試験

受変電設備の新設および一部変更時に、電気管理技術者が実施します。

  • <主な点検項目>
  • ・絶縁抵抗測定
  • ・接地抵抗測定
  • ・絶縁耐力試験
  • ・各種継電器の特性試験
  • ・各機器の点検
  • ・変圧器の内部点検
  • ・蓄電池各種測定 など

高圧ケーブル絶縁検査

測定機器を使用し高圧ケーブルの状態を検査します。劣化や故障が認められた場合は、速やかな交換をお願いしています。

高圧受変電設備の清掃・メンテナンス

事故防止を目的として高圧受変電設備や設置場所周辺の清掃・メンテナンスを行います。
受変電設備が汚損すると絶縁が低下し、地絡事故や短絡事故の原因となります。事故が発生すれば、その復旧には多大の費用や時間がかかります。設備の設置状況によっては、定期点検では清掃できない場所もあります。受変電設備の設置場所や設置状況を勘案し、電気管理技術者が最適な方法で清掃・メンテナンスを行います。

高圧受変電設備の異常および事故原因調査

高圧受変電設備の異常や事故の原因を調査し、再発防止策を助言します。
受変電設備の異常や故障の際は、慎重に原因を見極める必要があります。状況によって適切な試験機器を見極め、調査を行います。

絶縁油のPCB調査

変圧器や進相コンデンサなどに使用している絶縁油のポリ塩化ビフェニル(PCB)濃度測定を行います。 古い変圧器・コンデンサなどの絶縁油にはPCBが混入している可能性があります。トランスを処分する場合はメーカーの不含証明を取得するか、絶縁油中のPCB濃度測定を行う必要があります。PCB濃度が規定値を超えた場合は特別管理産業廃棄物(PCB廃棄物)となり、自治体ごとに定められた処分期間内に処分する必要があります。

参考:環境省ポリ塩化ビフェニル(PCB)早期処理情報サイト
http://pcb-soukishori.env.go.jp/

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