点検報告書を電子化!「電気点検簿システム」の導入
「電気点検簿」システムは、点検報告書(電気設備の安全を確保するために行う「月次点検」「年次点検」の記録をまとめた書類)を電子化することで、タブレット端末での入力やPDFでの保管が行えるようにしたシステムです。書類をペーパーレス化することで保管場所の省スペースが図れ、管理業務の低減や5Sを実現します。環境面では郵送時のCO2削減にもつながります。
電気点検簿の特徴として以下が挙げられます。
①点検現場にて気づいたことをタブレット端末で写真撮影し、お客さまの情報と紐づけて保存。これにより電気管理技術者の間で詳細情報を共有でき、急な担当変更があった場合でも安心して点検業務の引き継ぎができます。
②受変電設備が遠方に設置されているような太陽光発電所などにおいて、書類の授受サインなどを遠隔で行える『WEB確認システム』を活用することで、業務プロセスのデジタル化により効率の向上を図ることができます。
③IoT技術を活かし、バンクごとで計測された漏電値と変圧器表面温度値などをグラフ表示で可視化する機能を有しています。主装置ES SYSTEMを経由し、異常値を受信した技術者は、まず「電気点検簿」で受変電設備における過去検出値の推移を確認。直近の傾向を把握したうえで応動時の緊急度指数として活用でき、的確な判断と迅速な対応が可能になります。
④受変電設備にリコール品などが発生した際に、登録されている機器台帳から対象となるリコール品を「一括抽出」できる機能を活用し、電気事故の発生と拡大を最小限に抑えることができます。
電気点検簿による点検報告書は2019年4月より順次導入しています。「お客さま専用WEBページ(マイページ)※」でいつでも確認できます。
※ご利用にはご登録が必要です。
「お客さまマイページ」はお客さまがインターネット上で契約内容や点検報告書、
提案資料、電気料金などを確認できるWebサービスです。
※ ログインにはID・パスワードが必要です。
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